瀬戸内海のイメージと言えば、
点在する島々と静かな海。
そんなイメージ通りの景色が望めるのが
山口県光市にある「かんぽの宿 光」。
高台に建っていて、
部屋から瀬戸内海と島々を見渡すことが出来ます。
そこで忘れられない夕焼けを見たのでした。
部屋のベランダから瀬戸内海を望む
瀬戸内らしい島々が見えた
地図で見ると、光市は島々が点在する西端にあり、
「島々」と言うほど島が見えるかチョッとだけ心配でした。
いざベランダに出てみれば、
見えるじゃないデスか、ホッホッホッ。
空が赤く染まり始めた
室積の町の向こうに陽が沈むようです。
島並みの向こうに沈む夕日、見れるかも。
諏訪湖でも、天草でも、
最後は雲に隠れて見えなかったんですヨね。
霞(かすみ)がかった島々が美しい
夕暮れ時になって海が霞がかってきました。
水平線に浮かぶ島影がボヤけて幻想的。
夕日が沈む
水面(みなも)が輝き出した
日が傾いて、水面が輝き出しました。
これぞ瀬戸内海の夕暮れって感じ、しませんか?
これが水面が最も輝いた瞬間
ちょうど小水無瀬島(こみなせじま)と
島田埠頭の間が輝く所がニクイ。
このまま島の向こうに沈むか?
(沈むところが見たい。)
そして、沈んだ先は・・・
雲の向こうに沈んだのでした・・・。
今回も雲に隠れてしまいました。
(やっぱり見られなかった。)
しかも、
さっきまで無かった雲まで発生。
何てコッタイ・・・。
ちょっと落胆しかけたところで、
次の劇的なドラマが幕を開けたのです!
織り成す雲のドラマ
夕日から目を逸らしてみると、
美しい雲が淡く染まっているではないデスか!
忘れられない夕焼け
雲に隠れて島の向こうに沈む夕日は見れませんでしたが、
雲があったから、忘れられない夕焼けになりました。
二度と無い夕焼け空です。
こうしてトワイライトは終了したのでした。
と思ったら、さらに劇的なドラマが続くのですッ!
夕日が沈んだ後のドラマ
ピンクに染まる雲
日は落ちたというのに、
天空のドラマはまだ続くのでした。
雲がこんなに深いピンクに染まるなんて。
雲があったから、見られた光景です。
海もピンクに染まる
海までピンクに染まってきました。
何てコッタイ・・・!
見たことの無い、深いピンク
空も、海も、
こんなに深いピンクに染まるなんて・・・。
そして、夜に染まり行く
夜の濃青と深いピンク。
一瞬だけ見られる配色です。
いやァ~~~、
こんな景色が見られるとは。
忘れられない夕焼けになりました。
「かんぽの宿 光」の地図
おわりに
天草の後に寄った光市。
瀬戸内海の島々が見える宿を探していて、
予約の取れた宿が「かんぽの宿 光」でした。
建物は少々古いようですが、
立地や食事の素晴らしさを考えれば
少しも気になりませんでした。
何より、到着した日の夕焼け。
何度も何度も
畳み掛けるかのように繰り広げられる天空のドラマ。
時間を忘れて撮影に夢中になってしまい、
夕食の席に遅れてしまいました。
遅れてしまいましたが、
素晴らしい夕焼けを見ることが出来たのです。
おかげで生涯忘れられない思い出になりました。
【山口県の産品集めてみました】