写真・構図の本:今までで最も学びになった一冊

「プロの取り方 構図を極める」

写真撮影が上手くなりたいと思ったことはありませんか?
そんな時、よく耳にする言葉が「構図」。
構図って何?
分かりやすく解説した本はどれ?
とても分かりやすく、
読んでいる最中から写真が撮りたくて仕方なくなるほど
楽しくて勉強になる一冊、ご紹介します。

そもそも構図って何?

写真の出来を左右する「構図」。
構図とは被写体の配置の事です。
例えば一輪の花を撮る場合。
注:僕の写真を例に出していますので、
「写真ヘタ」等のクレームは無しでお願いします(汗)。

構図を勉強していない人が良くやるパターン。

いわゆる「日の丸構図」と呼ばれるパターン。
日の丸が中心にあるのと同じく、
被写体を中心に持ってくる構図です。

この花を中心からズラす事で
写真に面白みが出て来ます。

被写体「花」を画面左下に持って来る事で
・どんな場所に咲いているか
・空間の奥行
などが強調されます。
それで「面白み」があるのです。
注:「写真ヘタだからよく分からん」
などと言うクレームは無しで・・・

これは構図の一例ですが、
ご紹介する本「構図を極める」では
様々な面白みを出す工夫やコツが
写真の実例を見せながら解説しています。

奇想天外な始まり

この本は「ぶっ飛んだ場所」からスタートします。

美しい写真を撮るために筆者が選んだ場所。
それは「ゴミ捨て場」。

魅力的な写真は、どんな場所でも撮れると言いたくて
こんな奇想天外な場所を選んだようです。
果たして、どんな写真が撮れたでしょうか?
知りたい方は本を購入しましょう。
(ああ、イジワルなボク・・・)

さすがプロ。
誰も気にも止めない物に目を付け、
ただのゴミをアートにしてしまうのです。
その感性に
僕はすっかりヤラれてしまいました。

この本を読んで、写真を撮りたいと思わないなら・・・

写真の勉強を始めると、
構図やら露出やらシャッター速度やら
面倒な用語がたくさん出てきますよね。

そんな難しい言葉も
読み進めていくうちに自然と分かってきます。

こんな効果を出したいから、
シャッター速度を気にする必要がある。

こんな感じの内容を
写真で実例を見せながら解説するので
自然と分かって来るのです。

何よりそれが楽しいので読んでいる内に
自分でも写真が撮りたくなって来ちゃいます。

「この本を読んで
写真を撮りたいと思わないなら、
写真好きじゃ無い。」

そう思わせるほど魅力的な内容です。

一流の教えは楽しく身に付く

筆者のブライアン・ピーターソン氏は
ナショナルジオグラフィック紙で活躍する写真家です。

ナショジオは130年以上前から続く写真雑誌で、
そこに掲載される写真は超一流。
だから写真家も超一流です。

超一流の教えと聞いたら
何だか堅苦しい内容かと思いきや、
前述のように、始まりの舞台はゴミ捨て場。

ゴミ捨て場からアートな写真撮っちゃうんですよ。
これぞ一流ってモンです。(オイオイ・・・)

カメラ(一眼レフ)をお持ちの方は
記事の内容に合わせて自分のカメラの
絞り・シャッター速度、感度などを
いじりながら読むのがコツです。

そんな風にして読んでいると
次のページを開くのが楽しみになります。
読み終えた時には
写真撮影のレベルが上がっていること間違いなしです。

おわりに

この本は一眼レフを使った解説になっているので
コンデジやスマホしか持っていない人は
難しい用語やカメラの設定が分かり辛いかもしれません。

ただ、「面白みのある魅力的な写真」を撮るコツ、
写真撮影の基本・基礎は共通の要素です。
発行年月日も2013年11月となっていますが、
現在でも遜色ない内容となっています。

自分の写真が物足りない。
もっと上手くなりたい。
そんな方に、ぜひおススメします。

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