スマホ写真のコツ・実践記11:縦で撮るか横で撮るか


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「プロの撮り方 構図を極める」

スマホで写真を撮る人は、
後で見返すと縦構図ばかりの写真が
並んでいたりしませんか?

縦・横どちらで撮るべきか、
明確な判断基準があります。
縦(または横)ばかりの構図は卒業して、
被写体に合わせた構図にしませんか。

縦で撮るか横で撮るか、決める方法


縦・横どちらで撮るかは被写体で決めます。
この例の被写体は東京タワーです。
東京タワーは縦長なので縦構図。
被写体が横長の場合は横構図です。

では正方形なら?
縦と横、両方撮っちゃいましょう。

今回は僕のお気に入りの場所で撮影した写真を例にします。

被写体が決まれば縦・横も決まる

横構図の例


「美ヶ原高原美術館」
僕、この場所好きなんですよ。
高原に不思議な像が立ち並ぶ様は神秘的。

立像は縦横が分かりやすいので、
ここでの写真を例にご紹介します。

〈case1〉行列の像


美術館の手前にある像の一部を拡大した写真。
「行列」→「横並び」→横構図です。

〈case2〉横長の像


この像は横長なので横構図にしましたが、
例えば面白い雲が出ていて像と雲を撮りたい場合は
縦構図にしてみてもイイですよね。

縦構図の例

〈case3〉説明に困る縦長の像


現場には像の説明が無いので
鈴波的勝手な解釈です。
「燃費の悪い車ばっか乗ってると、
重い負担がのしかかって来るヨ。」

〈case4〉魅惑の羊


ボクはヒツジ年なのさ。

縦か横か悩む例

〈case5〉例えば、それは観覧車。


これは、やっぱり僕の好きな場所
「葛西臨海公園」にある観覧車。
縦横同じ長さの典型的な例です。

デカ過ぎて画面に入りきらないし、
画面のどこに配置するか悩む被写体。

巨大さを表現しようと、
上部をカットして斜め円になるように撮影してみました。

〈case6〉縦で撮りたいショット


「どうせ画面に入り切らないヨ。」と
開き直って部分撮影しました。

夕焼けが反射する様子がキレイだったんです。
(写真では全然表現できてませんけど。)

まとめ

被写体が人工物の場合、
縦横が分かりやすいので例に出してみました。

今回の判断基準には例外もあります。

縦長の仏像が被写体で、
森の中にポツンと立っている光景を撮りたい場合
森の広がりを表現するのに横構図が適していた、等。

ところで、被写体が人工物ではなく
風景の場合はちょっと決め難い時があります。

その場合は、目の前の光景の何に自分は惹かれるのか、
観察してみましょう。

気になったものを一つ、
画面一杯に撮影してみるのも手です。

次の写真は何故か気になる被写体で、
僕がよく撮影するモノ。

縦と横、チャレンジしてみて下さいネ。

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