カメラ撮影の方法:時間が止まる! 高速シャッターって楽しい

「シャッター速度優先モード」で撮ると、
動いているものが止まって写ります。
噴水や小川の流れなど高速シャッターで撮ると
見た事の無い世界が広がります。
簡単なコツで撮影できる
「時間が止まった写真」ご紹介します。

時間を止める高速シャッター

動いている被写体を撮る時は
「シャッター速度優先モード」で撮影します。

普段風景写真ばかり撮っている僕は
ほとんど「絞り優先モード」で撮影しています。
そんな僕がシャッター速度優先モードを使う時があります。
それは、噴水や小川の「水の流れ」を撮る時。
それも1/1000以上の高速シャッターを使います。

「1秒の1000分の1」以上の超高速シャッター。
噴水は弧を描く水滴になり、小川の流れは・・・。

どんな写真になったか、ご覧いただきましょう。

噴水の水:時間を止めた写真

〈case1〉吉香公園(山口県)の噴水


吉香公園は日本三名橋で知られる錦帯橋の隣にある公園です。
公園内を散策していると見つけたのが、この噴水。
大きな噴水なので水に近づけないかと探してみました。

後ろに回ってみたけど、まだ遠い。
噴水の後ろに上がる階段を見つけて登ってみました。

まだ遠いけど、水滴になった様子が撮影できました。
シャッター速度1/1600秒。

〈case2〉諏訪湖畔(長野県)の公園の噴水


諏訪湖から天竜川が流れ出す放水ゲート近くの公園で。
上の写真は1/320秒で撮影したので水が止まって見えます。
これをズームで撮ってみましょう。

けっこう「水滴感」が出ました。
(1/1250秒で撮影)
構図もヘッタクレもないけど、楽しい!

小川の流れを止めてみる

〈case3〉堰堤からの流れ出し


速い流れで水が白く見えます。
これをズームしてみると・・・

大量の泡、泡、泡。
名付けて「進撃の泡」(ちと古いかな)
1/1250秒で撮影。

〈case4〉春の小川(長野県安曇野市)


次の舞台は公園内を流れる小川。
小さな滝をクローズアップしてみましょう。

おおっ、凍ったッ!(1/2000秒)
「5月なのに、まだ凍ってたんだゼ」
って言っても信じてもらえそうですね。
(ダマす気マンマン。)

流れの緩い所でさらにクローズアップしてみると・・・

氷と水飴の共演になりました。(1/1600秒)
「安曇野に水飴流れてる川あるんだゼ」
って言っても信じてもらえそうですね。

まとめ

高速シャッター、楽しいと思いませんか?
撮影方法はカンタン。
シャッター速度優先モードにして、
1/1000以上の数値を選んで撮るだけ。
ただ、晴れの日の明るい時でないと撮れません。

晴れの日に公園や街に出かけた先で噴水を見つけたら
高速シャッターで撮影してみて下さい。
想像もしていなかった写真が撮れますヨ。

最後にお気に入りの写真を。
この記事最初の舞台、吉香公園でクラゲを見つけました。
陸上のクラゲなんて、メズラシイ。

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