夜の桜をじっくり見た事はあるでしょうか。
昼間の華やかな姿と違い、
ライトアップされた桜は幻想的で、
どこか迫力があります。
舞台は小諸市懐古園。
花見客用に提灯やライトアップされた園内は、
賑やかさと共に妖し気な雰囲気が醸し出されます。
スローシャッターで撮影した写真で
不思議な夜の桜の世界にご案内します。
舞台は古の城址・懐古園
しなの鉄道・小諸駅の隣。
そこに懐古園と呼ばれる古い城址公園があります。
城跡には古い桜が多く、
立派な桜を見たければ城跡はおススメです。
中でも懐古園は桜の名スポット。
表題の「穴場スポット」と言っては失礼かもしれません。
それでも都会に比べれば人は少ないです。
特に夜は、ほとんど地元の人しか来ないので、
写真撮影には持ってこいの場所。
それでは夜の城址に咲く、桜の世界にご案内しましょう。
宴席会場の夜桜
夜の桜は色も違う
昼間の控えめなピンクと違い、
夜は大胆に人を誘うかのような、濃いピンク。
ウブな男性はご用心。
提灯で彩られた桜
宴会で賑やかな場所なハズだけに、
誰もいないと寂しさひと際です。
(注:人のいない木を探して撮影)
提灯は川となりて流れ行く
夜の提灯は儚(はかな)げな雰囲気があります。
それが流れて行っちゃうんですから・・・
宴会専用、夜桜広場
右の区画はまるで宴席用に用意された広場のようです。
広くて、桜が程よく距離を保って配置されています。
宴会をやる皆様はコチラで行って頂きます。
画面左の城壁は登ることが出来ます。
上から会場を見渡してみましょう。
華やかなれど、静寂なる夜桜
宴会で賑やかな場所なハズだけに・・・
(注:人が見えないポイントを探して撮影)
城壁と夜桜でタイムスリップ
懐古園は小諸城の城跡ですから、城壁があります。
ライトアップされた城壁と夜桜のコラボをご覧下さい。
城壁と夜桜
夜の城壁って不思議な迫力があります。
実はこの夜は、
夢中になって撮影していると、月が登って来ました。
偶然にも、この夜は満月。
しかも雲一つない見事な満月だったのです。
(カメラのせいでライトにしか見えないのが残念)
城壁、満月、老松
この眺め、江戸時代のお殿様も、きっと見てますゼ。
城壁、満月、老松、さらに桜
これ以上は無い、オールスター・キャスト。
気付けば時代劇の舞台にいた。
お城っぽい白壁を見つけたので、桜と満月を入れて撮影。
後ろの明かりは天守閣のもの。
(注:小諸駅です。念のため)
おわりに
懐古園の夜桜、いかがでしたか?
地方とは言え桜が満開の時期、ここは宴会客で賑やかになります。
満月で満開の夜にもかかわらず、
この時は不思議と来園客が少なく静かな夜でした。
今年はコロナの影響で夜は閉園になっちゃうのかな・・・
せめてライトアップして欲しいものですネ。
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