スマホで写真撮影がもっと上手くなりたい!
僕がイチオシの本「プロの撮り方 構図を極める」は
とっても勉強になるけど、内容は一眼レフ用。
スマホでも使える知識かどうか、実践してみました。
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動きを表現する構図とは
ブライアン先生曰く、
「被写体を画面のどこに配置するかで動きを表現できる」。
前回までは被写体に近づいて撮影する話でしたが、
今回は被写体を小さくして
被写体と「空間」で動きを表現してみます。
例えば横向きの汽車なら、
前方に空間がある場合と後方に空間がある場合、
どちらにより動きを感じるか、という事です。
では実際に試してみましょう。
被写体と空間の「空き」で動きの表現に挑戦
〈case1〉前方に空間を置いた場合
ズバリ、これが「動きのある表現」(らしい)。
前方に空間がある事で、
何だかそちらに動いて行きそうな感じがありますよネ。
(きっとアナタもそう感じているハズ。)
次の写真を見れば、
更にそう感じる事でしょう。
(きっと感じるハズ。)
〈case2〉後方に空きを置いた場合
すでに右から左に動いてしまい、
それ以上空間が無いので動く先が無い、
つまり「動きの無い構図」(らしい)。
(きっとアナタもそう感じているハズ。)
次の写真は上から見下ろした構図なので、
より動きを感じる事でしょう。
(きっと感じるハズ。)
〈case3〉前方に空きを置いた場合・改
坂を下って行くようなスピード感があります。
(きっとアナタもそう感じているハズ。)
上から見下ろした構図で動きが強調されます。
〈case4〉後方に空きを置いた場合・改
行き止まりで、
「これ以上先に進めない感じ」としか見えませんね。
(きっとアナタも!・・・)
〈case5〉斜めに撮影した場合
まさに、「一生懸命に坂を登っている感じ」です。
カメラの角度を変えるだけで違う動きを表現できるんですネ。
〈case6〉マクロ撮影した場合
向こうからやって来て、
目の前を通過していく感じが
イキイキと表現されています(よね?)。
まとめ:構図によって動きは表現できる。
一眼レフの場合、
被写体が止まっているか動いているかで
撮影方法が変わります。
止まっているなら絞り優先モードにして
背景をボカすのか画面全体にピントを合わせるのか、
じっくり選んで撮影する。
動きのある被写体ならシャッター速度優先モードで
1/250以上の速いシャッター速度で撮影する。
一眼レフは面倒な設定が多いですが、
自分がどう表現したいかが明確だと
それに近い写真を撮ることができます。
スマホには絞り優先とかシャッター速度優先とか、
モードを選ぶことはできません。
逆に簡単に撮影できるメリットを活かし、
構図の工夫で理想の表現方法を追求してみると
より面白みのある写真になるかと思います。
皆さんもぜひチャレンジしてみて下さいネ。
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